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芸能に触れる「場」を広げる
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* 表現教育を子どもたちに
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 2002年度からの新学習指導要領で、子どもたちが意欲をもって調べたり、創り上げたり、発表したりということを促すような教育が目指されるようになりました。21世紀を担う子どもたちには、おびただしい情報を選別しながら、自らを表現し、コミュニケーションする力が不可欠だからです。

 舞台芸術は、演じ手と観客が心を響かせ合うことによって成立します。心と心のキャッチボールは、俳優や演奏家、舞踊家、演出家などの実演家が得意とするところ。だから、そのような実演家の特性を活かして、子どもたちに「表現教育」の指導者として、学校の先生と協働していくことはできないだろうか…!?

 芸団協では、そのような思いをもとに、2000年度から、主として実演家を対象に「表現教育指導者」を養成する研修事業に取り組んできました。基礎講座と学校での実践を組み合わせた初級講座を終えた実演家たちが、学校や地域で表現教育の可能性を広げようと実践を重ねています。
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* * 芸団協の表現教育
プロジェクトが目指していること
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*   指導者養成講座とは
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*   06年度の夏の連続講座の記録と高校における状況調査の集約 
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* * 実習協力校を募集します
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*   表現教育指導者やコーディネーターのための教材
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*   これまでの初級講座修了者紹介
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「表現教育を学校に」
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■芸団協の表現教育プロジェクトが目指していること
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演劇的手法などを用いた表現教育活動の実践や、芸術家が子どもたちにかかわる事業は、学校や地域で増えてきています。しかし、自己流で悪戦苦闘したという経験談も多く聞かれますし、学校の受け入れ体制も千差万別で、必ずしもすべてが成功事例ばかりとはいえないのが実状です。
芸団協では、地域や学校で子どもたちに関わっている実演家たちの経験交流を促進し、これから関わりたいという実演家には、基礎的な情報や体験機会の提供を図ることを通じて、表現教育の基礎的なことがらの共通認識を広めることを目指しています。
また、教師や保護者が「表現活動」の意義を理解し、学校現場で広く取り入れられるように、教育現場の教師と実演家とのよりよき協働を目指します。
そして、全国に「表現教育」や「表現あそび」などの実践が広がり、子どもたちが自分の感性に気づき、他者を認めあう豊かさを身につけ、<表現するって楽しい、大切だ>と体得していける機会を多くもてるようになることを願っています。
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■指導者養成講座とは
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◇基礎から初級、そして実践から経験交流へ
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 優れた表現教育指導者は、促成栽培はできません。でも、指導者は、最初から経験豊かであるはずもありません。子どもたちとの交流経験の積み重ねや、他の指導者の経験から学ぶことで、より豊かな指導者になっていくのです。
 芸団協では、表現教育指導者やコーディネーターになりたいという初心者に向けて、子どもたちと接するための心得や、教育現場に関わる際に知っておきたい基礎的なことがらについて学ぶ講座、いろいろな表現ワークショップの事例を体験する機会を提供しています。
 また、既に経験したことがあるという人たちの経験交流の機会として、他の人のやり方を体験し、自分のやり方を振り返る、ワークショップ・クリニックを内容とする研究会なども実施しています。芸団協の表現教育指導者養成講座では、実演家ひとりひとりの個性と経験に合わせながら、指導力アップが図れるように取り組んでいます。
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 2005年度までは初級講座として、基礎と学校での実践を組み合わせたコースを設け、具体的に指導計画づくりや様々な方法論について研修し、各人がプログラムづくりをしてシミュレーションを経て、小学校で授業の実践も行ってきましたが、2006年度からは実演家同士の経験交流に力を入れるとともに、教育関係者や研究者と実演家を結ぶシンポジウムや交流の場づくりを中心にしつつ、初級修了者等を対象にワークショップ・クリニックを内容とした研究会を実施してきました。
 2010年度は、夏季集中研修を行い、経験者には経験者同士が体験交流できる機会を提供するとともに、希望者には学校実践を含む実践的研修を行っていきます。
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■これまでの初級講座修了者紹介(学校での授業を実際に行っている方々です)
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藤井佳代子さん(劇団青年座所属 俳優)
 子どもを巻き込んだ事件、子どもの自殺の報道に接する度、つくづく嫌な時代だなあと思います。負け組み・勝ち組、格差社会などと言われ、親たちは子どもを勝ち組にしようと、子どもたちを追い詰めているんじゃないかと感じます。そうじゃない、人生はもっと心豊かなものなんだと思っていても、世の中の波に逆らうのはなかなか難しいことです。芸術には、画一的な価値観を打ち破り、命の豊かさを思い出させる ・・・(続きを読む)

中村信子さん(どんきい劇場所属 人形劇俳優・美術家)
 劇団での公演活動の他、NHK「おかあさんといっしょ」の人形操作レギュラーとして出演しています。 都内の児童館(練馬区・江東区・中野区)にて劇・人形劇・表現活動の講師を長年続け、ライフワークとして、地域と文化をつなぐ活動をNPOとして行い、「子どもの居場所」事業にも参加しています。
 その人、その地域に応じた表現活動の支援に「パペット=人形」 ・・・(続きを読む)

多田純也さん(ただじゅん企画・舞台実演家)
 ごっこあそびでひよこになった子どもがお母さんのおしりをくちばしで突っついてみんなで大笑いする。多動の障がいの子どもが海の中ごっこで貝になったようにじいっと座り込む。子どもの表現の場にはいつも笑顔が生まれます。私は現在おもに保育園、児童館などでの上演活動と「表現あそび・ただじゅんのあそびっこ」で子どもや親子とからだを使った表現、コミュニケーションあそびの活動をしています。   ・・・(続きを読む)

清藤美智子さん(ダンサー・振付家)
 最近、子どもたちから弾むようなエネルギーや、無限に広がる想像力、途切れることのない好奇心や冒険心などが、感じられなくなってきているように思います。頭で考え答えを求める教科や、体力・技術向上の体育などでなく、「自分のからだの持つエネルギー・神秘を感じ、直感や好奇心を信じ、それを形に練り上げ、作っていくこと」「自分の内側と向き合い、また外にも解き放して、他人や空間全体と自分と ・・・(続きを読む)

西原翔吾さん(俳優)
 劇団の公演を中心としてTV、CM、声優などの活動をしています。「表現教育」として学校に赴いたのは2004年で、それからは渋谷児童会館や渋谷、練馬区の小中学校でワークショップなどをやっています。
 2006年には夏の演劇フェスティバルで「翔吾お兄さんのコミュニケーションワークショップ」、「ふれあいこどもまつり」では「タップで踊ろうワークショップ」。 ・・・(続きを読む)

谷津かおりさん(劇作・演出・俳優)
 日本大学芸術学部映画学科卒業。劇団テアトル・エコー附属養成所を経て、1993年、LadyReadyProjectを旗揚げ。
 2009年 株式会社オフィスエルアールを設立し、演劇力の可能性を追求し、約5 0名の現役演劇人のメンバーとともに、演劇スキルを使った販売促進イベント・表現 教育による企業研修・芸能プロダクションを柱に経営。  ・・・(続きを読む)

石巻美香さん(俳優・声優)
 長野県出身。桐朋学園大学短期大学部演劇専攻卒業。
 在学中に故渡辺浩子(民藝演出家、初代 新国立劇場芸術監督)に師事、卒業後 劇団民藝に入団しました。劇団の公演を中心に、商業演劇、テレビドラマ、ナレーション、声優などにも出演しています。また、「朗読の会」を主宰し、バリダンス、お笑い、ピアノ・ギターの演奏を取り入れ、定期的にライブ活動をしてきました。・・・(続きを読む)

千田恵子さん(劇団青年座所属 劇作家・演出家)
 川崎市出身。法政大学卒業後、舞台芸術学院卒業。
 劇団入団後は劇作、演出、演出助手を中心に活動してきました。
 2006年川崎市青少年舞台芸術活動事業でミュージカルを作、演出させていただいた事がきっかけで総合学習の指導に取り組み始め、2009年ブラッシュアップの為、芸団協さんの表現教育ワークショップに参加しました。 ・・・(続きを読む)

川島むーさん (役者、朗読詩人)
 大阪府出身。第2劇場(在阪劇団)入団から役者人生をスタート。黒テント俳優基礎学校を経て、2003年、大阪にてお茶祭り企画を旗揚げ。主に、宮沢賢治作品のひとり語り芝居を上演。2007年より横浜在住。関東での活動を展開中です。2003年、詩のボクシング・大阪大会優勝、2008年、詩のボクシング・神奈川大会優勝。朗読詩人として、リーディングライブ活動も行っています。  ・・・(続きを読む)

伊藤成さん (朗読指導・司会)
 イギリス人講師は古ぼけた毛糸の帽子を取り出すと、頼り無さそうにかぶり、「私は誰でしょう?」と尋ねます。穴のあいた薄汚れた手袋をはめ、また尋ねます。参加者からは「おじいさん」「孤独な老人」「ホームレス」などと声があがります。すると今度は色あせた青い宝石のブレスレットを取り出し、かすかに微笑むと懐かしそうに見つめます。「何を思っていますか?」の問いに「亡くなった奥さん」「かつての恋人」 ・・・(続きを読む)

福正大輔さん (演出家)
わたしがやりたい表現教育は、
・普段と違う、とてつもなく楽しい体験。
・身体や声、心や空間をつかって、遊びたい。
・特にこどもたちが、自己肯定感を高められるものがつくりたい。
・自分から「やってみたい」「こんなのどう?」と、自発的な活動になるようにしたい。
・先生ではなく、「変だけど楽しいお兄さん」になりたい。  ・・・(続きを読む)

石川健二さん (俳優)
自分は普段、舞台俳優として活動しています。幸運なことに海外で活動する機会にも恵まれました。その時に気がついたことは、どの国であっても子供たちは常に楽しもうとする心を持っているということです。人間の成長過程において、 ・・・(続きを読む)

松本朋子さん (俳優)
学校や家庭など日常生活の中で子供たちが自分を自由に表現する、仲間と共有するという楽しさを劇体験を通じて体感できるようなコミュニケーション教育、演劇ワークショップを行いたいと思います。演劇の豊かな表現性が  ・・・(続きを読む)

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■実習協力校を募集します
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首都圏域で、実演家の表現教育の実習を受け入れてくれる小学校を探しています。時期や回数、内容、学年等の詳細は、個別のご相談になりますが、できれば小学校4年生から6年生のクラスを希望しています。関心のある学校関係者の方はご連絡ください。
infope@geidankyo.or.jp
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■現教育指導者やコーディネーターのための教材
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表現教育とは、子どもたちが本来もっている感性を伸ばし、豊かにしていく働きかけのこと。表現教育の指導者やコーディネーターを目指す人のために、セミナーや実践などをもとに、その入門書的な内容を、読みやすいブックレットシリーズにしました。ブックレットシリーズは一般の書店で購入できます。(税込み価格 各1,050円)

「子どもに向き合う表現指導者とは 〜子どもの成長と芸術体験〜」
   西田豊子著 2005年3月31日発行 1,470円
(市販していません)

「子どもに向き合う表現指導者とは・子どもの成長と芸術体験U
 〜思春期支援としての芸術体験プログラムとその指導について〜」
  西田豊子著 2008年7月26日発行 1,260円(市販していません)

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芸能と教育ブックレットシリーズ
* Vol. 1 表現教育を子どもたちに -実演家よ、学校へ行こう−
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* Vol. 2 「ワークショップ」でなにができるか?
−「多様性と向きあうための知恵」
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* Vol. 3 教育と芸術/新たな関係−海外の事例に学ぶ−
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* Vol. 4 実践!表現教育 −実演家が授業にやってきた−
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* Vol. 5 なぜいま学校で「表現教育」なのか?
−ともに創る「生きる力」−
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