文化芸術推進フォーラムとは
設立趣旨
2001年12月7日、21世紀これからの人々の生活、日本社会のあり方に大きな力となるであろう文化芸術振興基本法が公布、施行されました。
人は、よろこび、哀しみ、怒り、驚きなどの感情を表さずに生きていくことはできません。また、自分の信ずるところを人びとに伝えたいと願わずにはいられません。芸術文化は、そのような人間の根源的な欲求である「表現」が、積み重ねられ、洗練され、「結晶」したものといえましょう。さまざまな芸術文化の諸活動によって、人びとの感性が育まれ、新たな創造性を刺激し、文化のさらなる継承と発展が繰り返されてきました。この継承と発展の連続を、次世代につないでいくのは、人としての使命といえましょう。
人は、人とのつながりを持たずに生きていくことはできません。芸術文化は、人と人とをつなぎ、共同体の形成や、社会の安定と調和のために大きな役割を果たしてきました。情報技術の急速な発達によって、コミュニケーションのあり方から、経済・社会構造までが大きく変容をとげつつある今、みずからの文化アイデンティティに対する自覚を促すとともに、世界のさまざまな固有の文化を尊重する基礎を育むためにも、多様な芸術文化に触れることの重要性は、ますます高まっています。今、わたしたち一人ひとりが多様な価値観を受け入れ、お互いを認め合い、自由に生き方を選択し、豊かに暮らせる成熟した社会の構築に向けて、芸術文化のもっている力やその価値を再認識すべきであると考えます。
わが国でも近年、徐々にではありますが、芸術文化の社会的基盤整備が充実してきています。しかしながら、居住する地域や経済・社会的な要因によって、人びとが芸術文化を楽しめる機会には、依然として不均衡が存在し、創造的な活動に才能のある人びとが、十分にその能力を発揮して活動できる体制が整っているとは言えません。
「人びとは芸術文化に等しく参加する権利がある」という理念を改めて確認することと、ユネスコの「芸術家の地位に関する勧告」にもあるように、「芸術家および芸術文化諸活動の担い手が専門家として活動する条件の整備」の重要性を、あらゆる人々の共通認識とし、文化的環境の整備に取り組んでいくことが、日本の社会、経済の発展につながると考えます。
わたしたちはここに手をつなぎ、「文化芸術振興基本法」の制定を契機とし、文化芸術が豊かに息づく社会づくりに貢献する活動を進めることを宣言し、広く皆さまのご協力をお願い申しあげます。
2002年1月29日
構成団体
文化芸術振興基本法推進フォーラム[13団体](2010年4月現在)
(社)日本芸能実演家団体協議会 会長 野村 萬 http://www.geidankyo.or.jp/
(社)日本音楽著作権協会 会長 船村 徹 http://www.jasrac.or.jp/
(社)日本レコード協会 会長 石坂敬一 http://www.riaj.or.jp/
(社)音楽出版社協会 会長 朝妻一郎 http://www.mpaj.or.jp/
日本音楽作家団体協議会 会長 服部克久
芸術家会議 会長 伊藤京子
(社)日本オーケストラ連盟 理事長 児玉幸治 http://www.orchestra.or.jp/
(社)日本クラシック音楽事業協会 理事長 田中珍彦 http://www.classic.or.jp
(財)音楽文化創造 理事長 嶋崎 譲 http://www.onbunso.or.jp
(協)日本映画監督協会 理事長 崔 洋一 http://www.dgj.or.jp/
(協)日本シナリオ作家協会 理事長 西岡琢也 http://www.j-writersguild.org/
全日本舞台・テレビ技術関連団体連絡協議会 会長 鈴木 勲
芸術文化振興連絡会<PAN> 代行 福島明夫
議長:野村萬
事務局団体
(社)日本芸能実演家団体協議会
(社)日本音楽著作権協会
(社)日本レコード協会
(協)日本映画監督協会
事務所
〒160-8374 東京都新宿区西新宿6-12-30 芸能花伝舎2F 芸団協内
TEL: 03-5909-3060 FAX: 03-5909-3061
http://www.geidankyo.or.jp


