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■箏曲
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〈アレンジプラン実施校〉高崎市立大類中学校『写真によるイメージを箏で表現しよう』
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 ●高崎市立大類中学校【2003年12月12日、2004年2月4日実施】
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【対象学年と生徒数】 * 1年2クラス(76名)
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【授業の概要】*
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高崎の名所、名物、「尾瀬」「谷川岳」などの写真を生徒に見せ、そのイメージをもとに曲を創作。生徒たちはイメージを表現するための奏法や音階を選び、工夫を重ねていった。言葉を使った創作を、ビジュアルによる創作に置き換えた例。オプションとして1年生の全クラス対象にミニ・コンサートを実施。助演者に尺八演奏家が参加。  
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【担当・小塚由香先生の感想】
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今回の授業では、生徒たちにとって素晴らしい体験がたくさんありました。とりわけ大きかったのが、米川裕枝先生、岡崎敏優先生のナマの音を聴けたことです。冬休みの宿題でNHK教育番組の演奏を聴いた生徒も多く、第一線でご活躍の先生に教えていただけたことを喜んでいました。今回の「写真を使った箏曲の創作」は、私が発案したものの、採用になるとは思っていませんでした。しかし実演家の先生方、コーディネーターの谷垣内さんが、方向性をまとめてくださり、実現しやすい授業となりました。箏の演奏が難しい生徒には、鼓で創作することも選択肢のひとつと考えていましたが、その心配通りにはならず、2学年の生徒全員が短いながらも曲を完成させることができました。このプログラムによって、生徒たちが和楽器に親しむ機会がひとつ多く持て、表現を工夫する力が養えたと思います。 *
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【生徒の感想】    
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〈箏にふれてみて〉    
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・弦の弾き方によって重い音になったり、高い音になったりして、とても奥が深いなぁと思いました。日本の音楽には、今の音楽にはないものが、たくさんあるのに気付きました。  
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・『春の海』はよく聴くので知ってしましたが、ゆったりと流れた海という感じがして、その映像が頭に浮かんでくるようでした。  
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・この授業を受けて、箏だけでなく、尺八が吹きたくなりました。尺八の先生は息が長く続いていたのがとても印象的です。それに息つぎの時間が短かったので、「何であんなに続くのかなぁ?」と思いながら聴いていました。  
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〈今後の希望〉
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・ひとつの曲をもっと時間をかけて上手になりたい。けっこう難しい曲にもチャレンジしたい。
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・雅楽のようないろいろな楽器も間近に見てみたい。
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・今度は4人くらいのグループを作って、また、創作したいです。
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・日本の文化に触れられる授業をもっとたくさん行ってほしい。鑑賞もたくさんやってください。
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【見学者の感想】
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・写真から生徒さんたちが作曲の指針としていたこと、また実演家の先生がご指導の指針とされていたことを拝見していると、イメージとして「静かな」「風が吹いているような」「にぎやかな」といったものが多かったように思われます。これらは写真の色彩やコントラスト、対象の配置など視覚に特化した要素ではなく、「音」を伴いうる要素といえそうです。つまり写真を見て音楽的な創作に関わったイメージをするということは、そこに写されている「音」に関連した事象を想起することといえるのではないかと感じています。そう考えると写真の選定には、「だるま」「風景」というものよりも、「滝」「都市」「動物」など、音的事象のより関連した題材のほうが、よりリソースとして具体的な役割を果たしうるのではないかというのが、私の意見です。(東京大学大学院 学際情報学府修士課程 男性)
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【実演家の方の感想】
三曲
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  米川裕枝さん
先生方を対象にした実技研修の経験はありますが、中学生をお教えするのは初めての体験でした。けれども、生徒さんたちの音に対する素直な反応や豊かな感受性に触れて、とても良い刺激になりました。より多くの生徒さんたちに魅力的だなーと感じていただける工夫を凝らすことが大事だと思いますし、演奏家だからこそできることがあると強く感じています。
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