表現教育指導者研修コース2010
実演家よ、学校へこう!
子どもたちの表現力やコミュニケーション力を伸ばすために
今、アーチストの力が求められています

俳優や舞踊家、演出家などが学校で授業をする例は、各地で増えつつあります。今年度から文部科学省と文化庁が「コミュニケーション教育」の推進を始めました。しかし、この動きを全国の学校に広めるためには、子どもたちへの指導ができる実演家の絶対数がまだまだ不足しています。また、各校での取組みをさらに豊かにしていくためには、既に指導している人同士の経験交流も必要です。
芸団協では 2000年から、表現教育指導者養成講座を開催してきました。10年の蓄積を活かして、今年度は夏季集中研修をはじめ、実践や経験交流の機会を提供していきます。
すでに子ども対象の事業を多数経験している人も、これから本格的に始めたいという初心者もOK。基礎に立ち戻ったり、他の人の実践見学をしたりしながら、ブラッシュアップすることを目指しましょう。子どもたちのために、そして、自分自身のために。
☆表現教育指導者養成講座の過去の受講者で、その後、学校で指導を行っている方々の紹介はこちらから

スケジュールの詳細はこちら


  実演家よ、学校へ行こう! チラシPDF

  申込み用紙 PDF
講座@
藤井佳世
(鎌倉女子大学教育学部講師)
8月18日(水)
16:10-17:30
学校という制度と文化政策
学校の授業に関わるには、ある程度は学校という制度についての知識が必要です。また、教師や保護者に対して活動の意義や目的を説明するためにも、学校で重視されることへの理解が不可欠です。実演家が子どもたちに関わることが、制度の中でどのように位置づけられているのか、昨今の政策上の動きについても理解しましょう。
講座A
熊谷保宏
(日本大学藝術学部 演劇学科教授)
8月19日(木)
10:30-12:30
ワークショップとファシリテーションについて
参加者の「表現」や「創造性」を引き出すことを目指したワークショップには、いろいろな方法が考えられますが、参加者の受け止め方を考えた場合、ワークショップの構造を知っていることが大切です。本講座では、そもそもワークショップとはという原点から、どう構成できるのかということを概観し、実演家が関わる場合には何を大切にしたらよいか、ともに考えていきます。
講座B
西田豊子
(劇作家・演出家・
アートインAsibina理事長)

8月20日(金)
10:30-12:30
ワークショップのプランづくりについて
実演家が表現指導に関わるとき、まず自分の専門性を明らかにして、何をしてよいか、すべきでないかを自覚することが大切です。専門性といっても、プロの実演家育成の訓練手法を、そのまま子どもたちに適用しては、苦手意識を増幅させるだけに陥る危険性が多々あります。子どもたちが楽しく自然に表現できるようにするために、ワークショップ案づくりで留意すべきことを確認します。
実践編A
大澗弘幸(劇団 風の子)
8月18日(水)
13:00-15:50
小学生対象のワークショップ実践例と分析
幼児から低学年を対象とした表現ワークショップの経験豊富な講師とともに、WSの実際を体験しながら、ひとつひとつの活動の意味や目的、留意点などを検証していきます。
実践編B
オーハシヨースケ
(TAICHI-KIKAKU代表)
8月19日(木)
13:30-16:30
中学生対象の応用ドラマの授業例と分析
イギリスでアプライド・ドラマを学び、日英両方の子どもたちとの活動経験のある講師とともにアプライド・ドラマの授業例を体験し、実際に日本の中学生と活動するときの留意点などを学んでいきます。
実践編C
西田豊子
8月20日(金)
13:30-16:30
ワークショップを構築してみる
子どもたちの発達段階による違いを考えながら、楽しく自然に表現できる「しかけ」を考え、各人で実際にワークショップ計画をたててみます。
(午前に行われる講座Bと連続しています)
 すでにワークショップの経験がある方は、実践編A、実践編Bおよび講座B+実践編Cを、それぞれ単独受講することができます。

学校で授業実践経験の少ない方、初心者の方で実践を希望される方は、18日から20日の3日間の全プログラムに参加し、23日または24日のいずれかに参加していただくことが必要です。
*グループワークの所要時間は参加人数によって異なりますが、各人のスケジュールによって調整することが可能です。

○学校での実践は、参加者と実践受入校の希望、スケジュールを調整したうえで、秋から冬にかけて実施します。学校実践に臨む方は、過去に本コースを修了した実演家等による授業の見学や研究会に参加する機会があります。グループワークで課題の整理や授業プランづくりを行い、模擬授業を経て授業実践をし、実践後に授業内容を振り返り、専門講師にアドバイスをもらいます。2011年3月までには、すべての課程を終えますが、実践準備や振り返りのスケジュールは、個別に調整しながら決定していきます。


コースリーダー 米屋 尚子(芸団協・芸能文化振興部)
受講タイプ、
定員と受講料
●3日間集中コース受講者 定員15名まで  
  参加費  25,000円
  (8月18日〜20日の3日間+実践と見学)
*ただし、都内の学校での実践に必要な交通費、打合せ等にかかる経費等は自己負担となります。
*実践を希望しない8月18日から20日の3日間の集中講座のみ希望の場合も同額です。
●集中コース以外
 18日午後の実践編Aのみ単独受講   5,000円
  (コース受講者含み30名まで)
・ 19日午後の実践編Bのみ単独受講   5,000円
  (コース受講者含み30名まで) 
・ 20日午前の講座B&午後の実践編C 8,000円
  (コース受講者含み25名まで)
関連企画演劇と教育セミナー「高校における演劇の授業の実際と課題」

 全国的に演劇の授業を取り入れている高等学校は相当数あり、外部講師として指導にあたっている実演家も増えているようです。しかし、各校でどのような取組みが行われているのかといった情報交換の機会は限られています。今回は、芸術高校として10年の経験を蓄積してきた埼玉の芸術総合高校と、福島県立いわき総合高校の報告を聞き、指導者同士が経験交流を進めるためのセミナーです。
日時   :  8月24日(火)  18:30〜20:30
参加費 : 1,000円(表現教育指導者研修の費用とは別になります)
報告者 :   山下 昇治(埼玉県立芸術総合高等学校 舞台芸術科)
        石井 路子(福島県立いわき総合高等学校)
        林 成彦(不等辺演劇倶楽部主宰)
        石本 興司(俳優・演出家)

【お申し込み】
所定の用紙に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはEメールでお申込みください。

【申込み用紙】 PDF版PDF版  WORD版WORD版 表現教育指導者研修のお申込み受付終了しました。
                           なお、「演劇と教育」セミナーのみ受付中。
 
【お問合せ】
芸団協・芸能文化振興部
TEL/03-5909-3060 FAX/03-5909-3061
E-mail/seminar@geidankyo.or.jp
 
主催: 社団法人日本芸能実演家団体協議会
協力: 日本児童・青少年演劇劇団協同組合、(社)日本児童演劇協会
子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム実行委員会、日本演出者協会、日本劇団協議会、
日本演劇学会・「演劇と教育」研究会
支援 平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
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