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芸能花伝舎でのお稽古はじめ+親子体験 <日本舞踊>

2019.09.20 トピック

8月25日にお稽古はじめを迎えた日本舞踊コース。
初日は1時間かけて、ゆかたの着付けを教わりました。

3回目は親子体験日。
子供たちと一緒にゆかたに着替えたお母さんもいました。

男子のクラスは “附け” の音に合わせて立ち回りを体験。
ゆかたで動くって、どんな感じ? みんな、すごく楽しそう!
 
続いて、『三番叟(さんばそう)』の振りに挑戦です。
キメの場面で “腰を入れたポーズ” が登場。
これがなんともキツい!

「家に帰ったら、毎日このポーズで “ただいま!” と言うように。
おうちの方もこのポーズで “おかえりなさい!” と言ってくださいね(笑)。」
えーっ。ツラいーっ。毎日やるのー!? お稽古場は大盛り上がりでした。

ある女子のクラスでは、立つ、座るなどの所作や“おすべり”といった基本から。
そして、『手習子(てならいこ)』の振りを教わります。
江戸時代の寺子屋(学校)へ通う女の子の道草のおはなし。
日傘を差したり、蝶を追いかけたりと、かわいらしい仕草を表現します。
「お父さん方が上手、とってもかわいらしく見えます(笑)。
みんな、負けないで!」と先生。

この日に教わった振りは約5分間の曲のうち、ほんの15秒程。
先は長く、また、お稽古は時に厳しいもの。でも、先生方がついています。
みんなで乗り越えて、一緒に発表会の舞台に立ちましょう。(わ)
写真協力:公益社団法人 日本舞踊協会