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令和元年度 開講式 を行いました

2019.08.05 レポート

7月28日(日)、国立能楽堂にて開講式 を開催。
関東地方に台風の接近が報じられ、開催の可否に不安を抱いていたところ
前日に台風は熱帯低気圧に変わり 当日は強い日差しの晴天となりました。

約600名の参加者、講師、関係者が一堂に会し、
特別な「お稽古はじめ」の気持ちを共有しました。

各コースの講師たちによる実演は、
長唄「越後獅子」、
箏曲・尺八「楓の花」、
日本舞踊「元禄風花見踊」、
舞囃子「春日龍神」(能楽)です。

目の前で繰り広げられる迫力のパフォーマンスに、
いつか自分もあんなふうにできるかな!?と不安と希望で
おのずとからだも前のめりになる子供たち。

式のおわりには、狂言の人間国宝である(公社)芸団協の野村萬会長からご挨拶。
「こういうところ(舞台)に立つためには、
自分の目で見えないところ・・・自分の背中、あるいは足の裏などに
しっかり心をもっていないと、なかなか難しい。
先生方が一生懸命教えてくださる技術と、同時にそれを支えている心とか精神というものを
一生懸命つかんでくださると、とても素敵だと思います。」

すでに、箏曲のお稽古が始まりました。
新宿文化センターと、今回新たにお稽古会場として加わった町田市民ホールの2会場。
これからコースごとにお稽古が始まります!
(お稽古の様子は、随時 公式SNSにてお知らせします)(と)

※写真は、開講式の様子です。
photo : 武藤奈緒美