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2017.03.31

アーツマネジメント講座2016 講座12『舞台の形而上学~日本の伝統芸能を中心に』12月20日レポート

講座12は、国立劇場おきなわ・調査養成課長の茂木仁史さんを迎えて、日本の伝統芸能を中心に、そのルーツとともに舞台の成り立ちを解説していただきました。

実演芸術に関わっていても、学問としてその様式や形式、歴史を学ぶ機会は、意外と少ないもの。

それぞれの芸能が、どのような理念のもとで作品がつくられ、人々の鑑賞の場として舞台が成り立ってきたのかを知る貴重な機会となりました。

現在の日本でも主流である、いわゆる西洋の劇場形式であるプロセニアム。そしてコンサートホール。

それぞれ、演劇、音楽に特化した専門性をもった舞台形式です。

これらと比較しながら、日本の伝統芸能である、雅楽、能、歌舞伎、組踊が、それぞれどのような理念のもとで舞台形式が成り立っているのか、詳しく説明いただきました。

雅楽の舞台、能舞台、歌舞伎の花道など、聞けば聞くほど大変興味深い歴史と理念のもとでつくりあげられたものなのです。

ちょっと知識を得ることで、舞台の見方がガラリと変わります!

これから舞台を観に行くのが、ますます楽しみになりました。

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講座12 舞台の形而上学~日本の伝統芸能を中心に

【日時】平成28年12月20日(火)18:30~20:30
【会場】沖縄産業支援センター
【講師】茂木 仁史(国立劇場おきなわ調査養成課長)

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