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三味線の発表会

2019.02.21 レポート

三味線コースは、全7クラスで総勢82人。
羽村市生涯学習センターゆとろぎ と 杵家会館でそれぞれお稽古を重ね、
発表会では、クラスごとに1曲ずつ披露しました。
リハーサルと発表会の日、子供たちは“楽屋口”から劇場へ。
舞台に立つ人、舞台を支える人たちの出入り口です。
緊張感が高まるなか、どこかワクワクして笑顔がこぼれていましたね。

この日は、これまでローテーションで指導に当たってきた講師陣も勢揃い。
大切な子供たちの、大切な大舞台です。
先生方は、舞台で使う何挺(ちょう)もの三味線を手早く準備しながら、
「自分たちの演奏会より緊張する!」と口を揃えていました。

いざ、幕が上がると、子供たちは落ち着いた様子で堂々とした演奏ぶり。
姿勢、構え、指の動き、大きな声、失敗を恐れずに思い切り音を出す……。
お稽古で学んだことを、丁寧に思い返しているかのようでした。

実は、舞台上には助演者のほかにも大勢の先生たちが。
万が一、糸が切れてしまっても演奏が続けられるようにと、
客席からは見えないひな壇の陰に身体を折って控えていたのです。
まさに師の応援を背に、子供たちは期待に応える舞台を見せてくれました。
(こんなにたくさん子供たちの味方が!アルバム最後の写真をご覧ください)(わ)

【三味線の発表会アルバム】
リハーサルと本番の様子より
撮影:武藤奈緒美