能楽

  • 謡・仕舞
  • 狂言

能楽は、抽象的でシリアスな"能"と、具象的でコミカルな"狂言"が一対となった芸能です。室町時代から650年以上演じ伝えられ、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。のちの文楽や歌舞伎をはじめ、日本文化に大きな影響を与えてきた、我が国の代表的な伝統芸能です。

謡・仕舞うたいしまいのお稽古では、能のなかの謡(歌唱)と舞の両方を学びます。謡は、背筋を伸ばしお腹の中から力強く謡うのが気持ち良いと、子供たちから好評です。仕舞は、連続する型を一つずつ覚え、静かに優雅に舞うところが魅力です。

狂言のお稽古では、2〜3名が組になって、ひとつのセリフ劇を学びます。独特の言葉づかい、型に沿った動きの中から、おかしみ溢れる世界を作ります。長いセリフを覚えるのが大変ですが、舞台では大きな声で、身体いっぱいに演じます。