2019.01.07

新しい年を迎えて

 

あけましておめでとうございます。
2019年の幕開けにあたり、事務局よりご挨拶を申し上げます。

四季の変化に富む日本では、季節感はとても大切なアイテム。
なかでも新年は特別なとき。
大晦日が終わるとすべてがリセットされて
新たな一歩を踏み出す気分になります。

伝統芸能の世界では、新年最初の稽古を「稽古始」「初稽古」といって
とくに大切にする習慣があります。
能楽では「能始(のうはじめ)」「謡初(うたいぞめ)」
舞踊では「舞初(まいぞめ)」、
箏や三味線では「弾初(ひきぞめ)」、
小鼓や太鼓では「打初(うちぞめ)」など
「初」や「始」の語が付く言葉はたくさんあります。
身を正して新たな気持ちで稽古に臨み、
精進する心をこめたものといえましょう。

ところで、今日は七草。
八百屋さんやスーパーの店先で、
七種の食材をセットにしているのを目にしたことはありませんか?
セリ・ナズナ、ゴギョウ・ハコベラ、ホトケノザ、スズナ・スズシロ
読点で区切って声に出してみると、何となく語調が良いですね。
古来、これらをお粥にしていただくと、無病息災になると信じられてきました。

このように新年は、昔ながらの伝統や習慣に接する絶好のチャンス。
伝統芸能の心と技、形を体感していただく「キッズ伝統芸能体験」
そんな世界に興味をもってくださった皆様
私たちの日常生活のなかで、今もあちこちに息づいている伝統文化探し。
一緒に始めてみませんか?

*写真は能楽の発表会が行われた宝生能楽堂の玄関
青竹と松が清々しい年明けを彩っています。

※発表会の模様は改めてお伝えするので、少しお待ちくださいね。(G)