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たましんRISURUホールでのお稽古はじめ<箏曲> 

2022.11.04 レポート

暦の上では秋ですが、まだまだ暑い10月2日。
たましんRISURUホール(立川市市民会館)で、箏曲[立川]コースのお稽古が始まりました。
かわいらしいリスのキャラクターがお出迎え。緑豊かな立川市の文化創造拠点です。

箏曲のお稽古では、本来、はじめとおわりに床に手をついてごあいさつをしますが、いまは感染症対策のため、手は膝の上にそろえておじぎをします。
「お願いします」と大きな声で、気持ちを込めて。
先生から「3月の舞台で、みなさんが息の合った良い演奏をすることが目標のひとつです。クラスのみんなで目標に向かって進みましょう。先生も協力しますから、わからないことがあったら声をかけてくださいね」とお話がありました。
 

こちらのコースは生田流。
座り方、爪の当て方、左手の添え方など、次々と指摘が続きます。気をつけるべきことがたくさんあって、少し不安に感じる子もいたかもしれません。でも、基本を身につけることが何よりも大事だと先生方は知っています。落ち着いて覚えていきましょう。
 

“横たわる龍(ドラゴン)” にたとえられるおことは、龍角(りゅうかく)と呼ぶ右端の場所から数センチのところで絃を弾きます。
おことの絃は、全部で13本。自分のからだといちばん遠いところから1番目の糸(一)、2番目の糸(二)と順に数えます。11、12、13番目の糸は、呼びやすいように「斗(と)・為(い)・巾(きん)」と特別な名前がついています。
先生からは「真ん中の7番目の糸の位置を覚えてしまいましょう」と上達のコツも教わりました。
 

先生からもうひとつアドバイス。
「背筋を伸ばして姿勢良く弾いてみてください。それだけでも、ぐんと上手に見えますよ」
3月まで健康に気をつけて、クラスの全員で発表会の舞台を目指しましょう。