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みんなのこえ 〜前年度 ‟保護者” アンケートより

2021.08.07 レポート

2020年度に参加した子供たちの保護者のみなさんにお答えいただいたアンケートから、一部をご紹介いたします。
※それぞれの文末に、参加したコース名と学年を記しました。

 

【お稽古についての感想は?】

  • とても楽しい! 絶対に休みたくない! と常に楽しそうでした。帰宅してからも譜面を見たりしていました。(箏曲/中1)
  • 自分からあまり質問等が出来ないおとなしいタイプの子供ですが、「困っていると先生が気付いてくれてやさしく教えてくれた」と申しておりました。(三味線/小3)
  • 先生方が狂言の見本を見せてくださるたびにプロってすごい! と親子で驚いていました。表現力の豊かさに毎度刺激を受けました。本人ももっと上手くなりたい! 楽しい! とキラキラしていました。(狂言/小4)
  • コロナ禍でなかったらな、と思うことがやはり多いです。お友達が出来にくかったり、保護者もお稽古の様子を拝見できなかったり。その中で最大限対策をしていただいて本人は充分楽しめたようです。(日本舞踊/小4)

 

【発表会についての感想は?】

  • 狂言を観たことも聞いたこともない状態から、練習を重ねて、舞台に立派に立つことが出来るまでになった。感動しました。「舞台に立って見える世界がすごくて、先生たちはここに立っていつも狂言をしているんだと知っておどろいた。」(と子供が言っていた)(狂言/小2)
  • 学校の友人ではない中高生と演奏した経験は、本人にとっても刺激となったようです。また三味線をしっかり学ぶことができ、いま練習しているベースとの違いに気づき、今後の音楽活動にもとり入れたいと言っています。(三味線/高2)
  • この「キッズ伝統芸能体験」でしか体験できないことを五感いっぱいに体感したように思います。先生方の演技にも感動しておりました。楽屋や裏方さんのお仕事にも興味をもったようです。(日本舞踊/小3)
  • あのような伝統ある舞台で発表できたこと、素晴らしい経験となりうれしく思いました。またプロの生演奏や踊りを見ることができて幸せでした。(尺八/小5)
  • ラジオで偶然流れていた音楽をきいて「娘道成寺だ」と言って一緒にうたいはじめたのを見て嬉しくなりました。先生方のおかげで伝統文化を身近に感じてくれるようになりました。(三味線/小3)
  • 小鼓以外の楽器にも興味がでてきて、以前より音楽が好きになったようです。(小鼓/小4)
  • 姿勢が良くなりました。歩き方がドタバタしなくなりました。(謡・仕舞/小6)
  • おことをぜひ続けてみたいと言うようになりました。(箏曲/中3)

 

【この事業に参加して、保護者や家族に何か変化がありましたか?】

  • テレビなどから聞こえてくる尺八の音に少し敏感になったと思います。(尺八/小5)
  • 伝統芸能に敷居の高さを感じてしまいますが、子供を通じて体験できて感謝してます。(箏曲/小3)
  • 音やリズムは日本人のDNAに組み込まれているようで、とても心地よいものだと気付くことが出来ました。もっと伝統芸能を見たり体験したいと思うようになりました。(三味線/小3)

 

【参加して良かったですか?理由をお教えください】

  • 動かないこと、目線、がまんすることの精神力、演じることの魅力を感じられました。一緒に学んだ仲間との絆も深まり、本当に良い体験でした。(謡・仕舞/小2)
  • 短い期間ではありましたが、集中して先生や仲間たちと協力して、1つのものを作り上げるという経験ができたことが貴重でした。(箏曲/小3)
  • 子供の本番で発揮できる能力がこんなに高いと初めて知って驚いた。またそのように導いてくださった先生方に感謝しかありません。(篠笛/中1)
  • 着付をする、ましてや自分で(ゆかたとはいえ)着るという機会はあまり訪れるものではないので、非常によい機会でした。何より本人が楽しそうでした。また、国立劇場の舞台というのも貴重で、1つの発表会をするのにも多くの方が動いてくださっていることを知る良い機会だったと思います。(日本舞踊/小3)

撮影:武藤奈緒美(日本舞踊、三曲、長唄)、菅原康太(能楽)