お知らせ・ブログ News&Blog

武蔵野市民文化会館でのお稽古はじめ <箏曲[武蔵野]>

2023.12.08 レポート

11月12日、「箏曲(山田流)」のお稽古が始まりました。
会場は、武蔵野の緑豊かな環境にあり、地域に新しい文化を届けている  武蔵野市民文化会館 
この会場でキッズ伝統芸能体験のお稽古が開催されるのは初めてです。

わくわくした表情で子供たちが集まってくれました。
 

こちらのコースは山田流。山田流では、爪の形が丸くなっています。
自分の指に合ったサイズの爪を受け取ったら、おことの前に〝真正面に” 座ります。
これも、山田流の特徴です。

まずは先生方が楽器を持ち上げて、呼び名や “音が響く仕組み” などを教えてくださいました。
おことは180cmほどもある木の箱。
きれいな響きがどうして共鳴するのか、真剣なまなざしで聞く子供たち。

13本の糸は、からだから遠い順に一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗(と)、為(い)、巾(きん)。

おことの音色を味わうため、全部の糸をひとつひとつ区切らずに、隙間なく流れるように親指で弾いてみる「グリッサンド奏法」を体験しました。
はじめて自分で奏でるきれいな音色!
日本的イメージのシンボルのような雅やかな響きに、みんな嬉しそうです。

 

「さくら」は、おことの手ほどき曲として子供用に作られた曲なので
お稽古初日から取り組めますね。

 

和やかな雰囲気で初回のお稽古を終えました。
これから毎回のお稽古を重ね、3月の発表会では息を合わせた合奏を披露してくださいね。